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2011. 02. 08  
ローバー活動とバングラデシュ派遣について説明しましょう。

1)バングラデシュ・プロジェクトはローバースカウト活動に有益である
ローバースカウト年代(ユース年代)について創始者ベーデン=パウエル卿は、「野外活動と奉仕の仲間」と教えています。
またボーイスカウト日本連盟教育規定に記載されているローバースカウト活動の目標は以下です。

  ○高度の野外活動により、心身を鍛錬し、スカウト技能を磨き奉仕能力を向上させる。
  ○自ら課題を設定し、調査、実験及び実習によってこれを研究し、自己の生活を更に開発する。
  ○地域社会への認識を深め、地域の向上に貢献する。
  ○国際社会の一員として相互理解に努める。

青少年教育の最終段階であるローバースカウト年代にとって、自己研鑽と人生の目標発見の場、仲間作りの場、国際社会を理解し役割を担うことを認識する場、過酷な自然環境における高度な野外活動の場、それらを基盤とした段階的成長の場の存在は非常に有益であると考えられます。
このバングラデシュ派遣に積極的に参画することで、社会において自分の役割を発見し、それを人生の目標と結びつけ、それが成就できるようにPDCAの精神で段階的に進歩していくことができます。

具体的に述べていきましょう。
バングラデシュ派遣ではまず、世界的視野・視点、異文化コミュニケーションを吸収・実現できます。相手国の現状を知り、我々ができる協力とは何かを考え、問題を国内だけに留まらず、世界の場に活動を移すことによって世界から見た日本を知る事ができます。

次に、近年日本のスカウト運動においても、世界標準の重要性が叫ばれています。日本のユース年代による活動は、他国に比べ成人主導に過ぎると言われているのが現状です。その要因としてユース主体の活動そのものの減少が挙げられるでしょう。活動しているユース年代の人口減少により、成人が主導しなければ廻っていかない現状があるのです。そこでこのような派遣をきっかけにユース年代の自己研鑽と共にスカウトの輪を横へと拡大し、視野を広げることで活動の活性化へ繋がると考えます。

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2)自分達で企画・計画している活動内容でありプロジェクトとして有意義である
バングラデシュ派遣は参加者一同、能動的にプロジェクトに携わることができ、企画から実施、評価まで行っています。青年参画の推進は、日本においても目指す目標の一つであることから有意義なプロジェクトであると言えるでしょう。なぜなら、スカウト運動の「方法」である、小集団の一員となり成長することを基にしたユース年代における「クルー」は、クルーリーダーを中心に各々が役割分担・タスクを持ち、業務の遂行に努めることで、責任感と協調性が培われるからです。

また現地での活動は、主な目的である現地住民の基本的生活の向上を基に、保健衛生知識の啓発、母子教育、環境教育の推進など独自のプログラムがその年の派遣構成員によって展開されます。その独自のプログラムも、バングラデシュ・ローバーや成人指導者との密接な連携の上実施されており、住民のニーズや意見を柔軟に取り入れ発展してきました。このように、住民のニーズを自分たちのニーズに変換し、そのニーズをもとに活動を計画することで、相互理解にも繋がると思われます。また、自分たちの計画に対する住民の反応を確認することで自分たちの計画の良し悪しを判断できるため、ローバー年代の自己研鑽として非常に有意義であると考えます。

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3)事前集会、実施、事後集会の在り方(3つの位置づけや必要性・重要性に関する内容)
事前・事後合わせた全6回の集会は計画(Plan)→実施(Do)→評価(Check)→改善(Action)(以下、PDCAサイクル)を繰り返す場です。実施に向けてのプロセスを学ぶとともに、改善していくことでより濃厚な事業内容を展開するのが目的です。実施に向けて取り組む際、アドバイザー並びに過年度経験者の協力、バングラデシュの青年と連携し取り組むことで、本事業は継続されてきました。以下、事前集会・実施・事後集会の必要性と重要性について述べたいと思います。

【事前集会】
事前集会は実施前に約3回行われます。PDCAサイクルのAction(前年度派遣クルーから引き継いだプロジェクトの改善提言)とPlan(当年度派遣ローバーが策定する計画)の部分です。第1回目は導入部分としてあり、2回目以降より本格的な計画が始まります。昨年度あげられた問題点・改善点を網羅し、計画していくことでよりよい事業へとするために重要な部分なのです。同時に、当年度派遣ローバースカウトの理念をまとめることも大切なテーマです。

【実施】
PDCAサイクルのDo(プロジェクト実施と測定)の部分です。事前集会にて立ててきた計画を現地にて実施し、毎プログラムの終了後は評価会議を繰り返します。評価会議では、実行してみた結果、計画段階では知るよしもなかった現地の状況を共有することで、新たな発見に気づくことができます。また現地のボーイスカウトの意見を聞く場としても重要であり、体験を通して多くのものを学ぶことができるのです。

【事後集会】
PDCAサイクルのCheck(データの集計・分析とそれに基づく評価)の部分です。実施部分によって気づいた問題点を分析し、客観的に見ることによって、改善点として挙げていきます。また実施された事業をどのように評価するかで来年度の方向性や、今後の展望なども決まってくるでしょう。より良い事業へと繋げていくための重要な集会です。
 
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Author:crew14bangladesh
ボーイスカウト日本連盟のバングラデシュ派遣のクルーメンバーがお届けする、バングラデシュ派遣のプロジェクト紹介ブログ。
今年度派遣は無事に終了。
派遣期間は2011年2月20日~3月7日。
バングラデシュでのCrew14のプロジェクトを報告します。
今後、情報をまとめ、プロジェクトの詳細を報告していきます。

このホームページ上のスカウト運動に関する事項は、ボーイスカウト日本連盟ホームページ掲載「ボーイスカウト関係のホームページ開設」に沿って、バングラデシュ派遣団員(ash.like.the.snow@gmail.com)の責任のもとに掲載しています。

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